「白」紙の領収書は「黒」  政務活動費について考える

 

 地方議会や国会で、税金を原資とする政治資金や政務活動費をめぐる議員の不正が後を絶ちません。白紙の領収書にうその金額や内容を書き入れたり、書かれた金額に数字を書き加えて水増し請求するなどの手口です。富山市議会では11人が辞職し、補欠選挙が行われます。市議会にとどまらず富山県議会や奈良県議会でも同様の手口が明らかとなり生駒郡選出の上田議員が辞職しました。また地方議会にとどまらず安倍内閣の主要閣僚3人もパーティ券購入に際して白紙領収書を使っていたことが、共産党参議院議員の小池晃さんの追及で明らかとなりました。

 税金の使途を厳しくチェックしなければならない議員が、税金をごまかして飲み食いやゴルフしていたのでは話になりません。政務活動費について、いつでもだれでもチェックできるように領収書も含めてネット公開にする、前払い(仮払い)ではなく後払いで議員に交付する、領収書は1円からの添付を義務付けるなどの議論が活発になってきました。

  奈良市議会では議会事務局の窓口で申請すれば、情報公開制度に依らなくても領収書のファイルを閲覧することができます。奈良市議会では政務活動は議員1人につき月額7万円支給され、議員または会派の「調査研究、研修、広報、広聴、住民相談、要請、陳情、各種会議等への参加など政務活動に要する経費に充てています。

 政務活動費は会派支給か議員個人支給か選択できますが、日本共産党奈良市議団は会派で支給を受けています。議員間でチェックするためにはそうしたほうがよいと判断したからです。また全額使い切るという発想はありません。必要なものに使い、余れば返すという当たり前の対応をしています。

使途をガラス張りにすることがまず重要ですが、同時に議員活動の立場と軸足をどこに置くかが決定的に重要です。市民の目線に立ち、市民の暮らしの困難に寄り添い、その解決のために全力を尽くすという立場で毎日の議員活動をしているのかどうかが問われていると思います。

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