原水爆禁止2015年世界大会・広島大会

文責(北村)

 

 原水爆禁止2015年世界大会・広島大会(84日〜6日)に参加させていただきました。

 

 今年は、被爆70年・戦後70年の節目の年。こともあろうに、安倍政権は「戦争法案」を国会に提出し、緊迫した審議が続けられ、国民の反対世論の高揚のなかで開催される大会になりました。

 

 奈良県代表団は、例年の倍となる80名を超すメンバーとなり、医療従事者や労組、青年、女性など多彩な顔ぶれでした。

 

 私自身は、原水禁世界大会には、学生時代に青年企画にバスで参加して以来の参加でしたが、広島の地に立ち、原爆被害の実相を肌で感じ、知ることが多く、学びの連続でした。

 

 とりわけ、被爆者の方々から直接お聞きした証言は衝撃的でした。被爆者やそのご家族が、苦しみ・困難のただなかで生き、戦争を二度と繰り返さないために、自らの存在と人生をかけて、被爆体験を語っておられる生きざまに圧倒されました。

 

 6日の被爆70年ヒロシマデ―集会には、5,500人の人たちが国内外から集まり、核兵器被害の実相を知り、伝え、受け継ぐ意思を、被爆者の方々と共有する、胸に迫るものがある集会でした。

 

 連帯のあいさつに、日本共産党の志位和夫委員長が登壇。訴えの節々に、大きな拍手が響きました。

 

 

 被爆体験・戦争体験をもつ方々が少なくなるなか、その実相の継承と普及は、私たち世代、あとに続く世代にかかっています。国内外の皆さんと力をあわせたいと思います。

 

 「戦争法案」は、被爆者や広島・長崎の被爆地の皆さんと心ひとつに、力をあわせてなんとしても廃案に! がんばりましょう!!


 

カテゴリ:核兵器廃絶 comments(0)
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