日本共産党演説会【2022.3.26】
2022年3月26日(土)午後2時30分 日本共産党演説会 なら100年会館中ホール。当日は中継がストップし大変もうしわけありませんでした。
2022年3月26日(土)午後2時30分 日本共産党演説会 なら100年会館中ホール。当日は中継がストップし大変もうしわけありませんでした。
ロシアによるウクライナ侵略は、明らかにウクライナの主権および領土の一体性を侵害し、武力行使を禁じる国際法も国連憲章もふみにじる暴挙です。
力による一方的な現状変更は断じて認められません。とりわけ核兵器の威力を背景に威嚇し、核兵器の先制的使用も辞さないとするロシアの行為は、人類全体に破滅的結果をもたらしかねず、断じて容認できません。
ロシアの侵略行為を抑える上でいま何より大事なことは、世界の多くの国ぐにと市民社会が「侵略やめよ」「国連憲章を守れ」の一点で一致結束して声をあげ、力をあわせることです。
国連総会の緊急特別会合でも、中小国の代表が相次いで演説し、ウクライナに連帯し、核の脅しを断固拒否する訴えが行われ、2日、ロシアによるウクライナ侵略を国連憲章違反だと断定し、ウクライナでの武力行使停止、軍の「即時、完全、無条件撤退」をロシアに求める非難決議が圧倒的多数で採択(国連加盟国193国の7割超にあたる141カ国が賛成)され、ロシアが孤立を深めていることが浮き彫りになりました。
国会や地方議会でも、ロシアによるウクライナ侵略を強く非難する決議が次々あがっています。奈良市議会3月定例会が3月3日開会するもとで、奈良市議会でもこうした決議をあげ、ロシアに対し侵略の即時中止・撤退を求める意思を示すべきと考え、2日、共産党市議団で「決議」のたたき台案を作成し、他会派に協議を呼びかける準備に入りました。
とくに奈良市議会は、1985年(昭和60年)12月、非核三原則の堅持並びにあらゆる核兵器の全面禁止と廃絶を求める「非核平和都市宣言」を決議しており、核兵器をきっぱり退けることを訴えてきた経緯があり、そのことをぜひ盛り込む内容にと考えました。その矢先、議会・市当局が共同で「抗議文」を出そうという動きも広がり、3日の3月定例会の本会議冒頭、別紙「抗議文」を確認。「抗議文」は「非核平和都市宣言」を決議した自治体の立場も盛り込まれています。
3日付けでロシアのプーチン大統領およびロシア駐日大使宛てに、市長・議長連名で送付されました。奈良市からも「侵略やめよ」「核の脅しを許さない」とメッセージを出すことができ、本当によかったと思います。草の根からいっそう声をあげてゆきましょう!
抗議文 → 140936.pdf (nara.lg.jp)
国の内閣官房は、都道府県ごとにコロナ病床の使用率や人口10万人当たりの新規感染数など、いくつかの指標を用いて医療のひっ迫度合いの判断の目安を示しています。2月17日時点でまん延防止等重点措置を適用していないのは奈良県など11の県だけであとはすべて適用されています。
驚くことに、この資料では奈良県はレベル1―「感染者がいても安定して医療対応ができている」と国に報告していることになっています。
ところが、奈良市のホームページではこの内閣官房の資料を引用したうえで、わざわざ「奈良県はレベル3(対策を強化すべきレベル)に相当する」との認識」と記載しています。つまり、国には「レベル1」と報告、県民には「レベル3相当」と説明していることに意味し、矛盾した説明では県民に届くはずがありません。奈良県はコロナ病床も7割埋まり、人口10万人当たりの感染数も全国で5番目に多いのに「レベル1」と判断していることになっており、現状に対する危機感の無さが際立っています。
仲川市長も、当初は知事に「まん延防止等重点措置」を国に要請するよう働きかけていましたが、今は重い扉はいくら押しても開かない、とあきらめています。あきらめずに、粘り強く知事に働き掛けるよう3月議会で求めていきます。
駅頭に立って、訴えをしていると時々、駆け寄ってきてご意見やご要望をいただきます。
「学校が学級閉鎖になって、上の子の次は、下の子というふうに、仕事に行っては休みの連続で、困っている」
「年末まで、仕事がなく、ようやく年明けから仕事が決まって行き始めたら、第6波でまた仕事がなくなった…。これからどうしたらいいのか。これは、僕だけの問題ではありません。なんとかして下さい。お願いします。」と訴えられた青年。
「一生懸命働いたら、課税世帯になって、児童扶養手当は一部支給にガクンと減額!ギリギリ課税世帯だから、10万円給付の対象外!一生懸命働いたらこんな結果、おかしくないですか?!なんとかして下さい!」と、訴えられたシングルマザー。
ほんとに、どの声もなんとかしなくてはならない、切実な問題です。
2月24日から、3月議会が始まります。
こんなみなさんから、寄せられる声を届けて、「なにより いのち」が大切にされ、そして暮らし応援の新年度予算になるように、議員団全員で、3月議会に臨みたいと思います。
みなさんのご意見、ご要望、またどんなことでも結構です。ご相談あれば、お寄せ下さい。
ならうさぎ 拝
日本共産党奈良市会議員団は
1月24日(月)に
○学童保育指導員および保育士等の処遇改善臨時特例事業を活用し処遇改善の実現を求める緊急申し入れ
○子育て世帯臨時特別給付金(1人10万円)について所得制限の撤廃および、親が婚姻関係にあるがDVなどで別居している、基準日(2021年9月30日)以降に離婚したなどの事情にある世帯にも支給することなどを求める申し入れを行いました。
2月3日(木)に
○新型コロナウイルス感染拡大の対策に関する第9次の申し入れを行いました。