10月臨時議会が終了しました

11月9日に10月臨時議会が終わりました。今回の議会は、斎苑場の移転に伴い奈良市が購入した土地代金について裁判で示された費用について、請求権を放棄するかどうかを判断する議会でした。

「請求権の放棄」とは?わかりにくいかと思いますので、要約しますと、斎苑場の土地を購入した際に、評価額の3倍の価格で買っていることを市民から訴えられ、1億1640万円を払いすぎたので地権者2名と市長の3名に、奈良市に返還するようにとの判決になりました。この件をうけて、奈良市は、地権者の2名には返還するように請求するが、市長には返還の請求はしない(請求権の放棄)という議案を出しました。共産党市議団としては、有識者や弁護士の意見もをいただき検討した結果、評価額の3倍での購入、隣地の購入、埋まっていたゴミの処理費用などは、理由のいかんにかかわらず、市長の裁量権をあきらかに超えていると判断し、請求権の放棄には反対をしました。議会としても反対多数となり請求権の放棄をしない(地権者と市長に土地代金を請求する)という議決となりました。

この件に関しては市民のみまさんからも様々な意見が寄せられました。これで終わりではなく今後もご意見があれば承ってまいります。

カテゴリ:- comments(0)

総選挙いよいよ明日19日公示。自公政治継続か野党共闘か、政権交代が最大の焦点です!

 総選挙がいよいよ明日19日に公示されます。投開票は31日、期日前投票が20日から始まります。

 

 岸田政権による安倍・菅自公政治の継続か、政権交代で国民の声が生きる新しい政治か、総選挙の争点と対決構図が鮮明になっています。本気の野党共闘の態勢がつくられるなかでメディアも「与野党の対決構図が鮮明」と報じています。

 

 市民連合と野党4党が合意した共通政策(9月8日)には、自公政治によって破壊された立憲主義・民主主義、平和主義を取り戻し、暮らしの安心と希望を取り戻す政策が20項目盛り込まれています。安倍・菅・岸田政治の転換のカナメをなす政策です。

 

 最近の世論調査でも、安倍・菅政権の路線の転換を求める回答が約7割にも達する(「共同」4、5両日調査)など、国民世論が大きく動いています。

 

 日本共産党と立憲民主党は、新政権で共通政策実現のための限定的な閣外協力で合意しました(9月30日)。この合意で、両党の選挙協力と候補者調整の協議も急速に進みました。奈良1区では、立憲民主党のまぶちすみお衆院議員に候補者一本化が決まりました。これは本気で政権をやり遂げる決意を込めた決定であり、日本共産党はその勝利のために全力をつくします。

 

 政権交代を始めていきましょう。

 

 未来を変えられます。それはこれからの一人ひとりの投票行動にかかっています。投票に行き、国民が希望のもてる新しい政権をつくりましょう。

 

 政権交代をやり遂げるためにも、新しい政権がつくられた時に共通政策を実行にうつし前進するためにも、それを支える強大な日本共産党国会議員団が必要です。比例代表近畿ブロックで現有2議席を倍増の4議席以上にどうか伸ばしてください。ご支持の輪をお広げください。心よりお願いいたします。

カテゴリ:- comments(0)

奈良市企業局は事業統合には反対だったー県域水道一体化

9月定例議会は7月市議選改選後初めての定例会で、初当選の新人議員の皆さんも積極的に質問し、わが党の桝井議員も得意分野の医療問題で質問しました。共産党市議団の質問で様々なことが明確になりましたが、その一端を紹介します。

奈良市企業局と奈良県水道局に情報開示請求し、入手した県域水道一体化に向けての市町村へのアンケート(2016年実施)をもとに質問。奈良市は事業統合を選択せず、「施設の共同化」を選択していたこと、大多数の市町村(7割)も事業統合を志向していなかったことが明らかになりました。市町村の現状や意向を無視してすすめられているのが、今の県域水道一体化計画であることがますます明瞭になりました。

 また企業局が開発・導入した新たな公営企業会計システムは28市町村の水道事業の取引業者の個人情報を含むデータをクラウド上で共有する仕組みであるため、奈良市個人情報保護審議会に諮問してから導入しなければならないものです。しかし企業局は諮問していませんでした。共産党は、個人情報保護条例に抵触するシステム開発であることを指摘明らかにしました。企業局はこれを局内の既存サーバに格納することに方針変更したと答弁しました。局内サーバに格納すればクラウドシステムは全く意味を持たないことは明らかです。本当に企業局内のサーバに格納しているのか、今後確認が必要です。もし外部にサーバを置いていれば虚偽答弁の可能性があります。

カテゴリ:議会 comments(0)

各常任委員会の担当について

8月臨時議会で各常任委員会の委員も決まりました。

日本共産党奈良市会議員団から

 

【総務委員会】   山口議員(委員長)

 

【厚生消防委員会】 桝井議員、白川議員

 

【市民環境委員会】 山本直子議員

 

【観光文教委員会】 北村議員

 

【建設企業委員会】 井上議員

 

【予算決算委員会】 市議団からは全員(議長を除く全議員)

 

となりました。市民要求の実現にがんばります。

 

また、

【広報広聴委員会】 桝井議員、山口議員

 

【議会運営委員会】 白川議員、井上議員

 

と、なりました。

 

9月定例議会は9月8日(水)に開会される予定です。

力を合わせてがんばります。

 

 

カテゴリ:- comments(0)

8月の臨時議会が終了しました。

 8月臨時議会が本日8月20日終了しました。確認された内容は、主には奈良市独自の飲食店への時短営業への協力金の創設、自立支援金の継続必要経費、市立奈良病院のコロナ対策経費、消防車の購入費用などでした。いづれも必要なものとして採決されました。しかし、時短要請については、十分な補償額ではなく、ひきつづき補償の充実を求めていきたいと考えます。また自立支援金の申請件数が少なく、周知が必要です。

 今回の提案にマイナンバーカードの再発行に関する条例の変更の議案がありました。これは、デジタル関連法案の施行に伴うもので、菅総理の肝入りで始まり、個人情報をすべて国が把握するための準備です。奈良市も国に方針に従い、個人情報の一元管理を前のめりに進めようとしています。私たちの個人情報を守るために自治体の役割を明確にさせていきたいと考えます。

文責:桝井 隆志

カテゴリ:- comments(0)

PR

新しい記事

カテゴリー

月別でさがす

recent comment

  • 道路の穴ぼこ箇所をスマホで通報するシステムがスタートしました
    木下博夫
  • ゴミ焼却場建設について、奈良市より説明を受けました
    國重修一郎

このブログについて

書いた記事数:238 最後に更新した日:2024/02/19

記事検索

その他

mobile

qrcode